
星読みマーサの公式ブログ
2022.12.30 (Fri) 03:32
今日の星読みマーサ:牡羊座上弦の月

牡羊座上弦の月
本日、10:21頃
牡羊座上弦の月を迎えます。
サビアンシンボル
水晶を凝視する人
水晶玉…となると占い師が水晶玉を眺めながら『見えた』ものを伝えるような光景が浮かんでくるのではないでしょうか…
今回はまさにそのイメージ。
水晶に全てを映し出し、全体像を見渡すような意識を持つこと。
全体像を眺め、イメージを広げて、この世界に理解を深めてゆくことです。
また、集中力、透視力、凝視力、熟効力を磨いていくことも大切なポイント。
全体像を把握するには必要な力ですね。
この牡羊座上弦の月は
1ハウスで起こります。
今回の上弦の月はキロンが近いので
傷やトラウマ、コンプレックスが
刺激されやすい上弦の月となります。
自分の弱さ、脆さ、醜さを
大体は隠したくなる。
もしくは、そうした弱さ、脆さ、醜さを
さらけ出すことで
誰かに救ってほしい、助けてほしいと
アピールする。
どうしてこんな思いをしなくてはならないのか…
どうして報われないのか…と
心の中でどうしようもならない
感情がわきだしたり
どうにも止まらない
ネガティブな考えばかりが
頭の中を巡り
自分を責めて、戒めて
落ち込んで
暗闇の世界、絶望の世界を
何度見ればいいのか…と
嘆き、悲しみ、哀しみ
憐れみ、辛くなる。
そういうゾーンに入るポイントというのは
ある程度、自分にパターン化しているもの。
パターン化しているからこそ
本気で変えようと思えば変えられる現実はある。
ただ、自分の持つ星的な
パターンというのは変わらぬもので
自分がそうした傷やトラウマ、コンプレックスだと
感じ、持っているものから
逃れられることはないともいえる。
でもそれを持っているから
何度だって、克服し、癒すチャンスが与えられる。
何度だって、感動体験ができる可能性がある。
そして、決して忘れてはならない
そこに自分の純粋な人生の欲求があるのだと。
欲求こそ生きる原動力。
そう簡単には
克服も、癒されることは無い。
努力が必要。そして何より
自らしあわせになろうとする気概が必要。
満たされている時には決して気づかない。
暗闇、絶望に感じることで
本気に火がつくもの。
そして、与えられるギフトに感謝が湧く。
弱さ、脆さ、醜さも
そうして自分に欠けている部分を
埋めようとしたって
いつか剥がれ落ちてゆくのだから
全部をまるっと
包み込んでみる
完璧ではなく欠けた自分こそ
パーフェクトなんだと。
それがあって
大きな世界との調和と
バランスが取れるもの。
苦しくて、辛い時ほど
早く時が過ぎ去ればいいと思うけれども
早く過ぎ去るだけでは
本当に得なきゃならないことを逃すことになる。
特にこの今現在は
向かっている方向性と心のギャップが生じやすい時
だから一度
すべてをまるっと眺める必要がある。
自分の心の動きをただ眺めてみて。
全体像を眺めてみて。
もっと周りをよく眺めてみて。
自然と動いていく展開と
追いつかない自分の心
すぐにその差は
埋まらないのだとしても
その差を埋めていくには
動き続けること。
今は、先々に起こる流れに向けて
足場を整える必要があるので
止まってはいられません。
自分が選ぶ選択と行動に責任を持って
自分が納得するまで向き合い続ける必要もあるでしょう。
悔いなき選択のために燃やし尽くさねばならぬこともあるでしょう。
情報や誰かの意見に左右されるのではなく
自分が素直に感じ取ったことを取り入れ
自分の世界観の輪郭を
もう一度なぞり直してみてください。
私の世界と貴方の世界が
触れ合う絶妙な距離感が取れているのかを
再確認してみてください。